Lkyt.感想


(公式サイト※成人向け)
http://pa-rade.jp/lkyt/index.html

ボブゲを久々にやりたい気持ちと退廃的な雰囲気と主人公総攻め和風ファンタジーADVという文言に惹かれて購入しました。
購入後に近々デカいパッチ配布が来るとの情報を耳にしたのでインストールしたまま放置していた結果そのまま2年積んでました。（買ったことを忘れてたとか言わない）

↓↓以下感想↓↓

続きを読む【ざっくりあらすじ】
虚と呼ばれる魔物に侵食される汀(みぎわ)の国。
数千年に一度虚が大発生する「冥刻」が迫る中、主人公の与は汀の戦士として運命と厄災に抗っていく。

【システム】
コンフィグ充実しすぎて困るレベル。
あり過ぎてわかんないよって人にも安心な簡易設定もありますがぶっちゃけこの簡易設定だけでも十分事足りる。
体毛ONOFFとか回避させる気ない緊急回避機能みたいなお遊び機能もあります。全クリ後のキャストコメントやご褒美イラストに泣いた。スチルも重厚な世界観と合っていて良かったです。

【全体感想】
ほぼ1本道シナリオだよとは聞いていたのですが、ボリューム以上にハードな展開が続くので1周目だけでかなり胃が重くなりました。スチルで首ゴロンすな。
ストーリーも初回は全く展開が読めなくて面白かったです。それでいて滅びに向かう国で生きる戦士としてどう抗っていくか、人としての矜持とは何かについての葛藤もしっかり描かれているので終盤にかけてゴリゴリにメンタル削られたのに終わってみれば謎の爽快感すら感じるという…。徹夜明けボロボロになった後に迎える朝日って綺麗ですよね。それですね。それでもラストのタイトル回収には悔しすぎて初回キレましたが。なん…何？そういう事…？これ見せるために私達はあんな目に…こういう感情ぐちゃぐちゃにされる作品大好きなので、してやられた面も含めて思い出深いゲームになりました。
ただ一本道シナリオなのもあって2周目以降は相手違いでほぼ同じ展開をなぞっていくことになるのが惜しかった。このゲームをやる時は1番好きなキャラを最初に攻略する事を強くオススメします。

糖度はほぼない…というかヤる事はヤってるけど恋愛・性愛とはまた違う、人間同士の繋がりが昇華された結果みたいなところがあるので、そういう硬派な関係が好きな人にはめちゃくちゃハマると思います。結魂という(絆パワー)システムもあって、お互いが相手を意識するようにならざるをえない理由にも納得がいきました。
あと受けが軒並み強い。主人公の与(攻め)が強くて真っすぐな思慮深い光属性わんこな男なのですが、攻略対象が全員年上な上に国を護る皇子、訳ありダウナー系傭兵、汀最強の戦士、天子様(ものすごく尊い存在)なので攻めをやらせてもらってる感がすごい。かわいいわんこ×ムチムチ美人な強いお兄さんに懐のデカさと尻で抱擁されたい人向けです。公式サイトの発売前カウントダウンイラストがめちゃめちゃ可愛いので是非見て欲しい。

個人的な推しは長髪ポニテ黒髪黒目皇族系クール美人(弟属性)と明らかにこっちをガン見してるキャラ造形の長流様です。個別入っても気高く美しい不器用なお方なままでずっと好きが止まらなかった。

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